2009年8月21日金曜日

花屋にまつわる迷信?其の壱②

完成された花束、というと通常どんなものを想像するでしょうか。

きれいに形が組んである、これは基本です。
ここから茎のあたりをラッピングペーパーで包み、さらにセロハンで全体を覆ってから持ち手のあたりにリボンをつけて・・・、というのが最も一般的なスタイルかと思います。

ところがオランダの最高級花店で注文した花束は、張りのないセロハンのみで無造作に包まれ、申し訳程度のへろへろリボンをまとって登場しました。「ギフトラッピング」と念を押したにもかかわらず、です。

そして肝心なことがもうひとつ、通常花束には、持ち歩きに耐えるよう茎の切り口に保水処理が施されます。のはずです。

オランダの花束にはそれがありませんでした。つまり、茎がむき出しの状態だったのです。

どうやら、我々日本人からすると「サービスが悪い」としかいいようのないこの花束ラッピングは、オランダではどの店でも当たり前のように行われていることらしいのです・・・。

③につづく。

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