2009年8月10日月曜日

花屋にまつわる迷信?其の壱①

世界中に存在するであろう、お花屋さんという商売。
今回はその中で、日本では当たり前のようにされているのに、意外にも世界的にはほとんど見られないというあるサービスについてお話します。

花の需要大国として真っ先に思い浮かぶ国といえば、オランダでしょう。我が社の屋号の一つである「オランダ屋」という名前も、オランダに対する憧憬の念から生まれたものです。
そんな花の国オランダへ研修に行かせてもらったときのことです。

たとえば、どんな所で辺りを見渡しても、目に入らないことがないだろうというくらい、暮らしの中に花があふれている。あるいは花市場の桁違いの大きさ。地平線でも見えそうな。
そんな様々なカルチャーショックを浴び続けたオランダ研修の一環として、「どの花屋でもいいから、自分一人で行き花束を買ってくる」というものがありました。作り置きではいけません。

私が選んだお店は、後で知ることになるのですが、どうやらアムステルダムでも随一のセンスを持つ、最先端の花屋だったらしいのです。確かにちょっと近寄りがたい雰囲気も。ちなみに写真撮影はすぐに断られました。

「ぷりーず めいく あ ぶーけ ふぉー まい ふぁみりー」とかなんとか、拙い英語でも伝えることができました。花を何種類か選び、最後にもう一度「ぷりーず ぎふと らっぴんぐ」と念を押すと、「off course」とかえってきました。

そして待つ事10分。できあがった花束をみて、私はオランダ研修最大の衝撃を受けることになります。

②につづく。

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